「きらきら星」の歌のように、夜空の星はチカチカと明るさや色を変えて見えます。星が本当に点滅しているのでしょうか。

実は、多くの場合、星をまたたかせているのは地球の大気です。星の光が空気の中を通るとき、進む向きが細かく揺らぎます。

空気は、透明でも均一ではない

地球の大気には、温度や密度の違う空気のかたまりがあります。それらは風で動き、光の曲がり方を次々に変えます。

遠くの星は、肉眼ではほとんど一点の光に見えます。その細い光の道が揺れると、明るさや位置が細かく変わり、またたいているように見えます。

宇宙から見ると、またたかない

NASAは、星のまたたきは地球の乱れた大気によって起こり、大気の上では星は同じようにはまたたかないと説明しています。

星そのものが短い間隔で明るくなったり暗くなったりしているように見えても、その見え方をつくっているのは、私たちと星の間にある空気なのです。

惑星は、比較的落ち着いて見える

惑星も肉眼では小さな光に見えますが、星より近く、実際には小さな面として見えています。別々の部分から届く光の揺らぎが平均されるため、星ほど強くまたたかないことが多いのです。

夜空で強くチカチカする光を見つけたら、大気がつくる光のダンスを眺めている、と考えてみてください。

星のまたたきは、主に地球の大気が星の光を揺らして見せる現象です。