ナマケモノといえば、木にぶら下がり、ゆっくり動く姿。水の中へ入ったら、動けなくなりそうに見えるかもしれません。

でも、フタユビナマケモノは泳げます。川などを泳いで移動することもあるのです。

木の上だけで暮らす、と思いきや

フタユビナマケモノは、中南米の森で、暮らしの大半を木の上で過ごします。長く曲がった爪で、枝をつかんでぶら下がります。

サンディエゴ動物園の解説では、その爪は木につかまるのに役立つ一方、地面を歩くのはぎこちなくなると紹介されています。陸上の歩き方だけを見ると、水泳は想像しにくいですね。

泳いで、別の木へ移動することも

同動物園は、フタユビナマケモノが泳ぎを得意とし、平泳ぎのような動きで川を渡ることもあると説明しています。

森に水が広がったとき、泳いで別の木のある場所へ移ることも紹介されています。樹上での暮らしと、水の中を進む能力は、両立していたのです。

名前だけでは、得意なことはわからない

「ナマケモノ」という名前から、何をするにも苦手な動物だと考えるのは早計です。ゆっくり動く姿にも、その動物の暮らし方があります。

この記事で紹介したのは、主にフタユビナマケモノの解説です。泳ぎの速さをほかの動物と比べる話ではありません。次に映像を見るときは、木の上とは違う意外な動きにも注目してみてください。

木にぶら下がるフタユビナマケモノは、泳ぐこともできます。陸上のゆっくりした姿だけではわからない一面です。