鳥の飛び方といえば、前へ進んだり、空を大きく旋回したりする姿が浮かびます。でも、車のように「バック」する鳥もいます。
その鳥が、ハチドリ。空中にとどまるだけでなく、後ろ向きにも飛べます。
花の前で、空中にとどまる
ハチドリは、羽ばたきながら同じ場所にとどまる「ホバリング」が得意です。花の蜜を飲むときにも、花の前でこの飛び方を使います。
枝に止まってから食べる姿とは違い、空中で位置を調整しながら食事をするわけです。小さな鳥なのに、その動きはとても器用です。
羽の向きを調整して、後ろへ
スミソニアンの解説では、ハチドリは羽の外側の部分を回転させながら、前や後ろへ飛ぶと紹介されています。
ただ前進の映像を逆再生したような飛び方、というわけではありません。研究者も後ろ向きの飛行を調べ、姿勢や羽ばたきの違いを研究しています。小さな羽の動きが、進む向きを変えているのです。
花から離れる動きにも注目
写真では止まって見えるハチドリも、実際には羽を動かし続けています。動画なら、蜜を飲む場面だけでなく、花から離れるときにも注目してみてください。
まっすぐ前へ飛び去る以外の動きに気づくと、「鳥の飛び方って、こんなに自由なんだ」と感じられそうです。
ハチドリはホバリングが得意。羽の向きを調整し、後ろ向きにも飛べます。



