フラミンゴといえば、長い脚とピンクの羽。ひなも、最初から同じ色なのでしょうか。

実は、生まれたばかりのひなの羽毛は白や灰色。おなじみのピンク色は、食べ物に含まれる色素と関係しています。

色のもとは、食べ物にある

フラミンゴは藻や小さな甲殻類などを食べます。そこに含まれる「カロテノイド」という色素が、羽をピンクにするもとです。

カロテノイドは、植物などがつくる赤・黄・オレンジ系の色素の仲間。食べた色素が体内で処理され、羽の色につながります。

食べた直後に、色が変わるわけではない

白っぽいひなが、食事のたびに一瞬でピンクへ染まるわけではありません。特徴的な羽の色は、成長する中で現れます。

スミソニアン国立動物園の解説でも、ひなは白や灰色で生まれ、ピンクの羽を得るには年単位の時間がかかると紹介されています。

動物園で、羽の色を見比べてみよう

「エビがピンクだから、そのまま鳥もピンク」と考えるより、食べ物の色素を体が利用している、と考えると正確です。

次にフラミンゴを見たら、その羽の色に食事が関わっていると思い出してみてください。見慣れたピンク色が、生きものと食べ物のつながりを教えてくれます。

フラミンゴのひなは白や灰色。ピンクの羽のもとは、食べ物に含まれる色素です。