動物園でキリンを見上げると、まず目に入るのが長い首。中には小さな骨が、たくさん並んでいそうですよね。
ところが、キリンの首の骨は7個。人の首の骨と、同じ数です。首の長さがまるで違うのに、骨の数が同じとは意外です。
長い首でも、数は7個
首に並んでいる骨は「頸椎(けいつい)」と呼ばれます。キリンも人も、その頸椎が7個あります。多摩動物公園とサンディエゴ動物園の解説でも、この共通点が紹介されています。
長い首をつくるために、骨を何十個も追加したわけではないのです。
ひとつひとつが、ぐっと長い
違うのは、一個あたりの長さ。サンディエゴ動物園によると、キリンの首の骨は一個で25cmを超えることもあります。
同じ7個を並べても、それぞれが長ければ全体も長くなります。同じ枚数のブロックを積むとき、大きなブロックを使うほど高くなる、と考えるとイメージしやすいですね。
動物園で、見方が少し変わる
キリンはその背の高さを生かして、ほかの草食動物が届きにくい高い木の葉も食べられます。
次にキリンを見るときは、「長い首の中にも、首の骨が7個」と思い出してみてください。見た目は大きく違っても、自分との共通点が見つかると、少し身近に感じられます。
キリンの首は、骨の数が多いのではなく、一個ずつが長い。数は人と同じ7個です。



