キリンが高い木の枝へ顔を寄せています。長い首が目立ちますが、口元を見ると、舌もずいぶん器用に動いています。

キリンは、長い舌と、ものをつかむように動く唇を使って、枝の葉を口へ運びます。食事を助けているのは、首の長さだけではないのです。

長い舌が、葉へ伸びる

サンディエゴ動物園は、キリンの舌を約46センチメートルと紹介しています。チェスター動物園も、最大45センチメートルほどになると説明しています。

個体差のある数字ですが、40センチメートルを超えるほどの長さを想像すると、その存在感が分かりますね。私たちの舌を少し長くしただけ、という大きさではありません。

舌と唇で、葉を集める

キリンの食べ物には、木の葉や若い芽などがあります。長い舌を伸ばし、唇も使って葉をとらえ、口へ引き寄せます。

好んで食べるアカシアの仲間には、とげのあるものもあります。サンディエゴ動物園の解説では、舌と器用な唇で、とげの間へ届く様子が紹介されています。

首が届いた、その先で働く

高い場所へ顔を届かせる首と、そこから葉をとる舌や唇。食事の場面では、体のいろいろな部分がつながって働きます。

動物園や映像でキリンが葉を食べていたら、口に入る直前の動きを見てみましょう。舌が伸び、葉が引き寄せられる一瞬に、小さな手のような器用さが見つかります。近くで見たいときも、施設が案内する距離やルールを守って楽しみたいですね。

キリンの長い舌と器用な唇は、枝の葉を口へ運ぶ助けになります。長い首の先にも、食事のための工夫があります。