猫のひげ、といえば鼻の横に広がる長い毛。でも、ひげがあるのは顔だけなのでしょうか。
実は、猫には前足にもひげがあります。目の上やあごなどにも生えるひげは、周りを感じ取るための大切な道具です。
前足の後ろにも、ひげがある
動物病院VCAの解説では、猫のひげは鼻の横だけでなく、目の上、あご、前足などにもあると紹介されています。顔のひげに比べると、前足のものは見落としやすいですね。
英国の猫の保護団体Cats Protectionも、ひげが前足の後ろ側にあることを説明しています。いつもの猫の姿にも、まだ気づいていない特徴がありそうです。
動きを感じるのは、毛の根元
ひげは普通の毛より太く、皮膚の奥深くに根を張っています。根元を包む部分には、神経などが集まっています。
ものが触れたり、空気の流れでひげが動いたりすると、その動きが根元へ伝わり、周りの情報を得る手がかりになります。毛そのものが、目のように景色を見ているわけではありません。
近くを調べる、もうひとつの方法
鼻のすぐ前にあるおもちゃなど、ごく近くのものを確かめるときにも、ひげによる情報が役立ちます。目、耳、鼻に加えて、触れたり動きを感じたりする方法を持っているのですね。
猫が近くのものへ顔を寄せていたら、ひげの向きにもそっと注目してみましょう。引っ張ったり切ったりせずに眺めるだけで、顔の周りにある小さなセンサーの仕事が想像できます。
猫のひげは、鼻の横だけでなく前足にもあります。ひげの動きを根元で感じ、周りを知る手がかりにしています。



