猫が窓の外を眺めています。後ろで小さな物音がすると、顔より先に耳がくるり。まるで、音を追いかけるアンテナのようですね。
実は、猫は左右の耳を、それぞれ別の向きへ動かせます。耳の向きを変えることが、周りの音を調べる助けになっています。
右の耳と左の耳は、別々に動く
英国の猫の保護団体Cats Protectionは、猫が左右の耳を独立して動かせると説明しています。私たちが耳を少し動かそうとするのとは、ずいぶん違う器用さです。
音がしたときに耳の向きを変えることで、その音がどちらから来たのかを探る手がかりを得られます。頭を大きく振り向けなくても、耳は仕事をしているのですね。
耳の動きには、気持ちも表れる
耳の位置は、猫の気持ちを知る手がかりにもなります。前を向けていたり、横へ向けたり、後ろへ倒したり。同じ猫でも、その場面によって形が変わります。
ただし、耳だけを見て気持ちを決めつけることはできません。前向きの耳でも、くつろいでいる場合と、何かに注意を向けている場合があります。姿勢や周りの状況も一緒に見ることが大切です。
眺めるだけで、小さな発見
次に猫がじっとしていたら、顔だけでなく耳にも注目してみてください。見ている方向と、耳が向いている方向が違うことがあるかもしれません。
わざと大きな音を出さず、普段の暮らしの中でそっと観察するだけで十分です。静かに座っているように見える猫も、耳で周囲の情報を集めています。
猫は左右の耳を別々に動かし、音の方向を探ります。耳の向きは、周りへの注意や気持ちを知る手がかりにもなります。



