チョコレートといえば茶色。でも、ホワイトチョコは白っぽい色です。「カカオが入っていないから?」と思うかもしれません。

実は、茶色いカカオマスは使わなくても、カカオ豆から得られるココアバターが使われています。

茶色い色を持つ、カカオマス

カカオマスは、カカオ豆の中身を加工してすりつぶした材料です。ミルクチョコやダークチョコに使われ、茶色い色やカカオ由来の苦味に関わります。

ホワイトチョコには、この茶色いカカオマスが含まれていません。これが、ふつうのチョコと見た目が大きく違う理由です。

ココアバターも、カカオ豆の一部

一方、ココアバターはカカオ豆に含まれる油脂分です。名前に「バター」とありますが、牛乳からつくるバターとは別のものです。

ホワイトチョコでは、ココアバターに乳製品や砂糖などを合わせます。白から淡い黄色の見た目でも、材料をたどるとカカオ豆につながっているのです。

色だけでは、材料はわからない

ココアバターは、ミルクチョコやダークチョコにも使われます。白いチョコだけの特別な材料というわけではありません。

次にホワイトチョコを食べるとき、包装の原材料欄を見てみてください。「ココアバター」という名前が、いつもより身近に感じられそうです。同じカカオ豆でも、使う部分で色や味わいが変わるのですね。

ホワイトチョコは茶色いカカオマスを使わず、カカオ豆由来のココアバターを使うため、白っぽい色になります。