夜空に、すっと一筋の光。流れ星を見つけると、つい願い事を思い浮かべます。でも、あれは本当に星が落ちてきたのでしょうか。

流れ星は、宇宙のちりや小さな岩などが、地球の大気へ高速で入って光る現象です。遠くにある星そのものが落ちてきたわけではありません。

大気の中で見える、一瞬の光

宇宙を移動していた物体が大気に飛び込み、光の筋として見えると、「流星」と呼ばれます。これが、日常の言葉でいう流れ星です。

星空でいつも光っている恒星とは、正体も光が見える場所も違います。空を横切る一瞬の光は、地球の大気の中で起きているのです。

流星群では、粒の通り道に出会う

彗星は太陽の近くを通ると、ちりなどを残していきます。地球がそうした粒の多い場所を通ると、いつもより多くの流れ星が見えることがあります。

NASAの子ども向け解説では、これが流星群のしくみとして紹介されています。たくさんの恒星が、同時に落ちているわけではありません。

地面へ届けば、隕石という名前に

もし物体の一部が大気を通り抜け、地面まで届けば、それは「隕石」と呼ばれます。流れ星として見える光と、地上に残る物体は、言葉を分けているのです。

次に夜空で一筋の光を見つけたら、宇宙の小さな粒と地球が出会った瞬間だと思ってみてください。流れ星の名前はそのままでも、見える景色が少し変わりそうです。

流れ星は、宇宙の粒などが大気に入って光る現象。遠くの星そのものが落ちてきたわけではありません。